お知らせ

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新・ZEHロードマップのパブリックコメント(公開意見募集)が始まりました。

2018.3.23

経産省のZEHロードマップフォローアップ委員会とりまとめ(案)のパブリックコメント(公開意見募集)が始まりました。

2015年に発表された前回のロードマップは主に2020年のZEH標準化を見据えた内容でしたが、今回のロードマップは2020年目標に加えて2030年目標の新築平均ZEH化についても言及しています。

 

2030年に向けての施策の方向性をまとめてみました。

 

①2030年目標である新築平均ZEH化の定義
注文・建売の別を問わず全ての新築戸建住宅 について、それぞれの住宅の設計一次エネルギー消費量を合計した量を、基準一次エネルギー消費量を合計した量で除した際に、『ZEH』相当となることを目指すべきである。
※『ZEH』は狭義のZEH

 

②2030年目標実現のための施策
1. 再エネ政策と整合したZEH+の定義と普及(外皮のさらなる強化、高度エネマネ、EV対応)
2. ZEHビルダー評価制度の運用開始(ZEHビルダーの五つ星認定)
3. 寒冷地、低日照地、積雪地、都市部狭小地における普及方策
4. 建売住宅、集合住宅におけるZEHの普及
5. BELSを Jクレジット活用による普及促進

 

③関連する施策
1、再生可能エネルギー政策
2、ディマンドリスポンス(DR)や パーチャルパワープラント(VPP)等の系統調整・ 強化に係る施策
3、地球温暖化対策に係る施策
4、省エネ性能(断熱性能)以外の要素も含むIoT(Internet of Things)住宅に係る施策
5、LCCM(Life Cycle Carbon Minus: ライフサイクルカーボンマイナス)住宅等に係る施策

以上です。

 

パブリックコメント(公開意見募集)はこちら。4/5までです。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620323001&Mode=0
→案も添付されてますのでダウンロードしてご確認ください